「これって何だろう?」気になる、皮膚にできた小さなできもの。顔や体、指先にできるブツブツ、ポツポツがいぼなのか別の皮膚腫瘍なのか、自分で判断するのはなかなか難しいものです。
見た目が似ていても、実は全く異なる原因で発生していることがほとんど。放っておけば治るのか、早めに受診した方が良いものなのか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
みずき皮膚科クリニックでは、皮膚科専門医の院長が丁寧にいぼの状態を確認し正しい処置を行います。西新井・梅島・五反野でいぼにお困りの方は、梅島駅徒歩1分のみずき皮膚科クリニックまでご相談ください。
いぼの種類
ウイルス性いぼ
プールや銭湯、スポーツジムの足拭きマットなどから伝染します。原因はヒトパピローマウイルスの感染・増殖です。ウィルスが細かい傷から入り込んで増殖し拡大していきます。放置しておくと数も増え、大きくなっていくので早めに治療をしてください。治療は保険が適応となります。
首いぼ
首にできる小さなイボです。加齢や老化によるものではなく、体質によるもので20代でも発症します。年齢が進むにつれて、徐々に数が増えていくので、加齢とともに目立つようになります。皮膚の薄い首や、顔、デコルテ、腹部などに多くみられます。
脂漏性角化症
加齢によって、手のひらや足の裏以外の全身どこにでも発生する老人性いぼです。多くは顔や頭部、胸、背中に発生します。色は褐色や皮膚に近いものから、黒っぽいものまで様々です。形も隆起したものから平らなもの、小さいサイズから大きいものまで様々です。触るとザラっとしています。時間の経過とともに、サイズが大きくなって数も増えていきます。
汗管腫
目の周囲にブツブツと白、または茶褐色のできものが多数できます。汗が出る汗管の細胞が増えてできる良性腫瘍です。炭酸ガスレーザーで治療ができますが、数年で再発する場合が多くあります。
血管腫
血管腫には、生まれつき赤いあざがある乳児血管腫(苺状血管腫)や単純性血管腫と、加齢ともに現れる老人性血管腫があります。
単純性血管腫
肌表面の毛細血管が広がる病気で、成長しても自然に消えることはほとんどありません。成長していくにつれて色が濃くなったり、デコボコ盛り上がったりする場合もあります。
乳児血管腫
肌表面の血管が増えていく病気で苺状血管腫とも呼ばれています。成長とともに自然に消えていく傾向があります。ただ、色が薄くなっても肌が盛り上がったり、傷跡が残ったりする場合があります。なるべく早いうちから治療を始めることをお勧めします。
老人性血管腫
毛細血管が増殖して皮膚表面に赤くあらわれます。老人性ですが、20代や30代でも発生します。
いぼの種類
炭酸ガスレーザーか、外科手術どちらかになります。
当院では皮膚科専門医の医師がしっかりと診察し見極め判断いたします。
炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)
炭酸ガスレーザーで、ほくろやいぼ、盛り上がったシミや血管腫を切除します。炭酸ガスレーザーは、水分を多く含むものに吸収されます。肌は水分量が多いため、レーザーを照射すると熱エネルギーに変わって、ほくろやいぼなどの盛り上がった組織を蒸散させることができます。短時間でピンポイントに狙った場所に照射するので、ほかの組織を傷つけることなく安全に短期間で治療が行えます。
リスク・副作用
・レーザーを照射したところが、一時的にかさぶたになります。
・皮膚に赤みや色素沈着が起こる場合があります。
・照射したところが一時的に凹んだり、傷跡が残る場合があります。
施術費用
- 1~10個まで
- 8,800円
- 11~20個まで
- 17,600円
- 21~30個まで
- 26,400円
首いぼの除去
- 脂漏性角化症
- 1mm 1,100円
- 血管腫
- 1mm 1,650円
- 隆起性のイボ等
- 5mm以内 5,500円
- 5~10mm 11,000円
イボ等の除去
※費用は税込です。現金のみの取扱いとなります。
※薬代、診察費に関して別途費用(初診料:3,000円、再診料1,000円)がかかります。
※局所麻酔550円かかります。
外科手術
外科手術は、局所麻酔で痛みを抑えた日帰り手術です。手術を行う場合、事前に血液検査を行っています。手術当日は、運動・お酒・入浴・幹部へのお化粧は控えてください。
リスク・副作用
・患部を水にぬらさなければ、シャワーは可能です。
・手術後にガーゼで患部を保護します。翌日の診察で消毒を行うまでは、ガーゼは外さないようにお願いします。
・手術痕は、いぼのサイズによって個人差がありますが、1年程度で目立たなくなります。
治療の流れ
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STEP
1ドクター診察・カウンセリング
皮膚科専門医である院長が、丁寧に腫瘍の診察をします。
検査の必要性、治療法や注意点、アフターケアについて説明しますので、ご不明な点や不安なことがあれば何でもご質問ください。 -
STEP
2検査・治療法の選択
ダーモスコピーを用いて腫瘍の状態を判断したら、治療法や皮膚生検の必要性を判断します。
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STEP
3レーザー治療、切除による手術
症状に合わせて、レーザーや手術による治療を行います。
どちらも日帰りでできる簡単な治療となり、治療当日は飲酒や激しい運動など一部制限はあるものの、ほとんどいつも通りお過ごしいただけます。 -
STEP
4抜糸・結果説明
縫合した方は、7~14日後に抜糸のためご来院いただきます。
病理組織検査は、手術した日からおよそ2週間で検査機関から返送され、詳しく結果説明を行います。 -
STEP
5アフターケア
施術後に気になることがありましたら、気軽にご相談ください。
よくあるご質問
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Q切除手術は保険適応となりますか?
悪性腫瘍が疑われたり、良性腫瘍でも腫瘍の種類によって手術が必要と判断した場合は、保健適応となります。診察時にお気軽にご質問ください。
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Qレーザーや切除治療は痛いですか?
どちらも治療を行う際は、局所麻酔を行います。麻酔をするとき針を刺す痛みがありますが、治療中はほとんど痛みはありません。治療中に痛みがあれば、適宜追加しますのでご安心ください。
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Q傷跡が残りますか?
レーザーの場合、治療後はほとんど傷跡は残りません。切除の場合も、傷跡が残りづらくなるよう丁寧に縫合します。術後はしばらくは薄く傷跡が残りますが、時間とともに目立たなくなります。
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Q皮膚腫瘍が悪性だったときや精密検査が必要となった場合はどうしたらよいでしょうか?
診察、検査の結果、総合病院での精密検査が必要と判断した場合、適切な病院を紹介しますのでご安心ください。