顔や体にある「ほくろ」気になっていませんか?「これって良性?」「もしかして危険なもの?」と不安に感じる方もいるかもしれません。特に、盛り上がっているほくろは、服やアクセサリーに擦れたり、洗顔中に引っ掛けてしまったりと、日常生活で意外と悩みの種になりがちですよね。
みずき皮膚科クリニックでは、皮膚科専門医の院長が丁寧にほくろの状態を確認し正しい処置を行います。西新井・梅島・五反野でほくろ除去にご興味のある方は、梅島駅徒歩1分のみずき皮膚科クリニックまでご相談ください。
ほくろとは?
ほくろは、表皮にメラニン色素を生成するメラノサイトが高密度で集まった良性腫瘍です。平らなほくろや隆起しているほくろなど様々です。イボや脂漏性角化症は、見た目がほくろと区別がつかない場合もあります。
どんな場合は除去したほうがいいの?
多くのほくろは心配のない良性のものですが、中には皮膚の健康や見た目の観点から除去を検討した方が良いケースがあります。大きく分けて「日常生活に影響を与えるほくろ」と「悪性の可能性があるほくろ」の2つのタイプがあります。
日常生活に影響を与えるほくろ

見た目が気になる
・顔や首など、目立つ場所にある。
・大きく膨らんでいて、コンプレックスになっている。
・メイクで隠しにくい。
刺激を受けやすいほくろ
・ひげそりの際に引っ掛けて出血する。・下着や服、アクセサリーに擦れて痛みやかゆみが生じる。
・髪の毛に隠れていて、シャンプーやブラッシングの際に引っかかる。
・眼鏡のフレームに当たって不快感がある。
・キーボード操作や筆記時に手のひらや指のほくろが邪魔になる。
悪性の可能性が疑われるほくろ
皮膚がんの可能性があるほくろは、早期発見・早期治療が非常に重要になります。以下の特徴に当てはまるほくろは、できるだけ早く皮膚科を受診し、専門医の診察を受けることを強くおすすめします。
・中心から左右で形が異なる。
・ほくろの輪郭がギザギザしていたり、周囲の皮膚との境目がはっきりしない。
・一つのほくろの中に、黒、茶色、赤、白など複数の色が混じっている、または濃淡がある。
・鉛筆の消しゴム程度の大きさよりも大きい。
・短期間で急に大きくなった、形が変わった、色が濃くなった、隆起してきた、かゆみや痛みが出てきた、出血するようになったなど、何らかの変化が見られる。
ほくろ除去の方法は種類があるの?
炭酸ガスレーザーか、外科手術どちらかになります。 当院では皮膚科専門医の医師がしっかりと診察し見極め判断いたします。
炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)
隆起したほくろの場合は、保険適応で治療ができます。傷跡が目立ちにくく、きれいな仕上がりが特徴です。
施術中、ほとんど痛みはありません。ほくろの色素が強い場合は、複数回に分けて治療を行うことで、凹まずに綺麗な仕上がりとなります。
施術当日から入浴や洗顔が可能です。施術当日はテープで患部を保護して、翌日からお化粧もできます。ほくろはかさぶたとなって1~2週間で自然に脱落します。
赤みは個人差もありますが、1~3か月続くことがあります。
ご自宅で、軟膏を1週間塗っていただき、経過の確認のため施術から2週間後に診察にお越しください。
リスク・副作用
・照射後、一時的にかさぶたが出来る
・赤みや色素沈着を起こすことがある
・照射した部分が凹んで、傷跡が残る場合がある
施術費用
- 保険適応
- 9,900円程度
- 保険適応外
- 11,000~16,500円程度
隆起した直径10ミリ以下のほくろ
- 保険適応外
- 3,300円(1m)
平らなほくろ
※費用は税込です。現金のみの取扱いとなります。
※薬代、診察費に関して別途費用(初診料:3,000円、再診料1,000円)がかかります。
※再照射について:ほくろの組織が深い場合、再照射が必要となる場合があります。再照射料は、ほくろの大きさに関わらず1カ所1,100円です。
外科手術(保険適応のみ)
悪性が疑われる場合や、色素が濃くて大きいもの、完全にほくろをなくしたい場合には外科手術を行います。
局所麻酔をして痛みを抑えた日帰り手術です。手術を行う場合には、血液検査が必要となります。
手術の当日は、運動・お酒・入浴・患部の化粧はできません。患部に水がかからなければシャワーはできます。術後は、患部をガーゼで覆います。ガーゼは翌日ご来院いただくまで外さないようにしてください。ご来院いただいたら、患部を消毒します。
経過に問題がなければ、7日後に抜糸にお越しいただきます。手術痕は、1年程度で目立たなくなります。
施術費用
- 保険適応
- 11,000~16,500円程度
ほくろ1箇所
※手術の範囲や場所によって金額は異なります
治療の流れ
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STEP
1ドクター診察・カウンセリング
皮膚科専門医である院長が、ほくろの状態や大きさなどを確認して、外科手術と炭酸ガスレーザーのどちらが適応かを判断します。炭酸ガスレーザーの場合は、ご希望の場合は診察当日の施術も可能です。
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STEP
2麻酔
炭酸ガスレーザーの場合、局所麻酔は使用します。痛みに弱い方には、麻酔テープやクリームをご用意しています。診察時にご相談ください。
外科手術の場合は、局所麻酔の注射を施します。 -
STEP
3施術
炭酸ガスレーザーの場合は、レーザーをほくろにピンポイントに照射します。
外科手術の場合は、ハサミやメスを使用してほくろを除去します。 -
STEP
4経過
ご自宅で1週間ほど軟膏を塗っていただきます。2週間後に経過観察のためご来院いただきます。
個人差がありますが、1~3か月程度は赤みが続きます。 -
STEP
5アフターケア
施術後に気になることがありましたら、気軽にご相談ください。
よくあるご質問
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Q当日すぐに取ってもらえますか?
炭酸ガスレーザー適応の場合、当日の除去が可能です。
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Q切除手術は保険適応となりますか?
隆起したほくろをは保険適応です。診察時にお気軽にご質問ください。
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Qレーザーや切除治療は痛いですか?
どちらも治療を行う際は、局所麻酔を行います。麻酔をするとき針を刺す痛みがありますが、治療中はほとんど痛みはありません。治療中に痛みがあれば、適宜追加しますのでご安心ください。
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Qほくろ除去の傷跡が残りますか?
レーザーの場合、治療後はほとんど傷跡は残りません。切除の場合も、傷跡が残りづらくなるよう丁寧に縫合します。術後はしばらくは薄く傷跡が残りますが、時間とともに目立たなくなります。
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Q悪性のほくろだったときや精密検査が必要となった場合はどうしたらよいでしょうか?
診察、検査の結果、総合病院での精密検査が必要と判断した場合、適切な病院を紹介しますのでご安心ください。